MyStoryは、最先端のAI技術を活用しながら、お客様の意思決定や業務効率化を支援してきました。このたび、韓国発の革新的なAutoMLプラットフォーム『DAVinCI LABS』を展開する株式会社ailysとパートナー契約を締結し、日本国内での『DAVinCI LABS』の販売・提供を開始しました。本記事では、そもそも「AutoMLとは何か?」から、『DAVinCI LABS』がなぜ多くの企業に支持されているのか、その機能と魅力をわかりやすくご紹介します。
AIを使ったデータ分析。単にそう聞くと聞こえは良いですが、現場で導入しようとすると次のような課題が出ることが多いです。
・「社内にデータサイエンティストがいない」
・「機械学習モデルを構築できる人材が限られている」
・「予測モデルの精度や再現性が安定しない」
これらの壁を取り払うのが「AutoML(自動機械学習)」です。AutoMLとは、「データを読み込み、最適な前処理を行い、複数の機械学習モデルを試行し、ベストな予測モデルを自動で構築してくれる仕組み」です。人手で行っていた試行錯誤を自動化し、非エンジニアでも高精度なAI分析を実現できるのが特徴です。
『DAVinCI LABS』は、AutoMLを核としたノーコードのAI分析プラットフォームです。プログラミング不要で、以下のようなステップをGUIで完結できます。
データ準備
⇒CSVファイルやデータベースからデータをアップロード。欠損値処理・変数型変換・カテゴリ統合なども自動で実施。
AIによる自動分析機械学習アルゴリズムの中から、目的に応じた最適なモデルを自動選択、学習
⇒XGBoostやRandomForestなどのアルゴリズムを並列試行し、精度の高い予測モデルを短時間で構築。
結果の可視化・シミュレーション
⇒重要な変数(特徴量)の影響度を可視化
⇒価格や販促のシナリオ変更による売上シミュレーション
⇒需要・解約・クロスセル・在庫などの予測も直感的に操作可能
戦略の意思決定をサポート
⇒分析結果をもとに、「価格を5%上げたら解約はどれくらい増える?」といったシナリオを試す戦略シミュレーション機能を搭載。ビジネスインパクトを可視化し、意思決定をサポートします。
『DAVinCI LABS』は金融業界をはじめ、あらゆる業界で使われています。たとえば、以下のような活用が実際に行われています。
事例:大手EC企業での「売上予測」
あるEC企業では、商品別の販売履歴を『DAVinCI LABS』に投入し、将来1週間ごとの売上を自動予測。
・セール時期の需要の山を事前に把握
・在庫手配やプロモーション戦略に活用
担当者の属人的な経験に頼る必要がなくなり、業務の再現性とスピードが大幅向上しました。このように、「何が売れるか」「いつ売れるか」をデータで可視化することで、勘と経験に頼らないプライシング・在庫・販促戦略が可能になります。
AIを業務に活かすといっても、「自社にそんなスキルはない」と諦めてしまう企業も少なくありません。ですが、『DAVinCI LABS』を活用すれば
・データさえあれば誰でも分析ができる
・プログラミング不要で予測モデルを構築できる
・経営層でも意思決定にAIを使える
そんな「民主化されたAI活用」が現実になります。
本コラムの冒頭でもお伝えしたように、MyStoryでは『DAVinCI LABS』の販売・提供を行っております。
「AIを活用したいが、何から始めればよいかわからない」という方にも、要件整理・デモ・PoC支援・活用定着まで一貫してサポートいたします。『DAVinCI LABS』の導入にご関心のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。